寄り添ってあげる大切さについて
同じ職場でうつ病の友人がいました。20代の男性だったのですが、本人から聞くまで、うつ病なんてことが信じられないくらい、日ごろから仕事熱心で性格もおだやか、見た目も今風の感じで女性からも人気のあった人でした。そんな本人から自分がうつ病で抑える薬を飲んでいると聞いたときは本当にびっくりしました。私も何か力になりたいと思い、何事もポジティブに考えていかないといけないというようなことを時々、後ろ向きに考える本人に対して言っていたような気がします。
「ポジティブな言葉は、意外と心が疲れている人には逆につらいときもあるんだよ」と教えてもらったのは、もう何年もあと、同じような境遇の親しくしている先輩からでした。何があってもいつもあなたのそばにいるからということ。ただそれだけでいいんだよ、と教えてもらい、病気だからとかではなく、本来ある人と人の在り方を教えてもらった気がします。
もし、今だったらうつ病の友人にかけてあげる言葉はまた違ったものだったかもしれません。ただそばにいるだけで何が変わるのかと思う人もいるかもしれませんが、それが病気でなくてもお互いの存在を認めてあげて寄り添ってあげるという単純なことが一番大切なのではないかということが気づけたのも彼や先輩のおかげだと思います。